前回はShipspotting.comと海底ケーブルについての記事を書きました。
今回は船舶のリアルタイムの位置情報を確認する方法とそのシステムの脆弱性確認方法を書きます。
船舶のリアルタイム確認
https://www.marinetraffic.com/
世界中の船舶のリアルタイムの位置情報を提供するWebサイトです。このサイトでは、AIS(自動船舶識別装置)によって船舶が発信する位置情報を収集し、世界中の海域での船舶の現在位置、速度、進行方向、船種、航行履歴などの情報を提供しています。
下記が実際の画面です。
様々な情報(IMO番号等)から探したい船を検索できます、
「Lasted Position」を選択すると該当の船の最新情報を確認できます。
船が軍用武器の違法な武器を別の国に輸送している可能性がある場合、港を出るときの重量と違う港へ泊まった時の重量に差異があると何かを落としたことが分かります。
左のメニューから船のカテゴリーで絞り込めます。
AISの信号をオフにされると追跡ができなくなりますが、Twitterでほかの人が見ていた船の情報を確認できる可能性があります。
また下記の画像のように「”firmina” and “cable”」ではケーブル敷設船について調べることが可能です。海事研究でTwitterはほかのプラットフォームよりも優れています。
SHODANを活用した脆弱性調査
SHODAN
インターネット上のデバイスやサービスを検索して特定の情報を取得するための検索エンジンです。ネットワーク上のデバイス(サーバー、ルーター、カメラなど)やサービス(HTTP、FTP、SSHなど)の特定の属性や設定を検索することができます。
下記はVSATシステムの脆弱性を確認できる。
この脆弱性よりAISが侵入されると浸水されて船が沈むことも制御される。AISやほかの制御システムを操作するとあらゆる種類のことができます。