前回はIPアドレスについて記事を書きました。今回はその続きでDNSについて書きたいと思います。
DNS
DNSはIPアドレスをドメインに正しく変換できるようにするために使用するプロトコルです。そのため、IPアドレスをすべて覚えておく必要はありません。
インターネットはIPアドレスに基づいて通信するため、ドメインをIPアドレスに変換します。
Digというコマンドを使用してDNSを探索できるようになります。
実際にdigでtesla.comを調べてみましょう。
するとここにネームサーバーが表示されることがわかります。
末尾に「mx」と入れるとメールサーバーが表示されます。
ホストファイルと呼ばれるものがWindowsやLINUXのコンピュータに存在し、そのシステムがDNSサーバーへ送信する前に最初に確認します。
このファイルはシステムにDNSサーバーの場所を指示します。
下記の通り、ネームサーバは192.168.3.1です。
DNSサーバーがどこにあってもISPDNSサーバーに変更できます。この場合、仮想マシンを使用しているため、仮想マシンDNSサーバーを使用しています。
GoogleのDNSサーバーは下記のとおり設定保存できます。
Googleにpingを送信しても、通信は通るはずです。
応答時間を短縮するためにより近いDNSサーバーを使用したほうが良い場合もあります。DNSはユーザーとサーバー間のトラフィックでUDPを使用します。
まとめ
今回はLINUXでのDNSの調査方法やDNSサーバーの変え方を記載しました。DNSサーバーを変更することにより速度の改善も見込めます。DNSはインターネットの根幹を構築する技術です。意外と見落とされがちですが重要な技術となります。