私の会社で使っているKINTOENというアプリがあります。KINTONEとはプログラムしなくても簡単にアプリを作成したり、スペースでチャットでコミュニケーションを図ったり、データを可視化して共有できるアプリです。

 使い始めて7年ほど経過しており、ファイルストレージも本格的にKINTOENへ移行を考えており、ふと容量は大丈夫かな?と不安となり、確認してみました。

 現状全体の14%程度使用しております。仮に7年として計算すると12G/年増加する計算です。このままのペースなら40年は持つという計算ですが、おそらくファイル増加のペースも早くなり、もう少し早まるかと思いますがそうすぐにはオーバーしないかもしれません。

 上記のディスク容量は「添付ファイル領域」「監査ログ保存領域」「データベース領域」を合計した値となります。ディスク容量を減らすためには主に「添付ファイルの削除」です。

添付ファイル領域のデータ

 アプリの添付ファイルやスレッドのコメントなどに添付されたファイルです。この添付ファイルを削除すると空き容量が増加します。

データベース領域のデータ

「添付ファイル以外の入力データ」「設定情報」がデータベース領域のデータです。保存データに応じて自動的に拡張され、一度拡張された領域は減らないため、データベース領域のデータを削除しても容量に変化はありません。ただ、削除した分は追加データとして使われるため、拡張されずことはありません。

監査ログ保存領域

APIを使用すると大量のデータの追加/更新/削除を頻繁に繰り返すと、監査ログに記録されます。

手っ取り早く空き容量を増やすにはアプリの添付ファイルフィールドを削除することです。

アプリごとに添付ファイルの容量を調査することが可能です。

そこで下記にアプリごとの添付ファイルの容量の見方を示します。

①KINTOENの右上の歯車マーク→「アプリ管理」を選択

②アプリ一覧が表示されるので「添付ファイル」項目をダブルクリック

③アプリの添付ファイルの大きい順に並び替えでき、アプリ別の添付ファイル容量が確認可能

まとめ

KINTOENの容量の決め方にもルールがあるようです。日別や月別でどれくらいの推移で増加傾向にあるのかも把握しておくのも良いかもしれません。